おせんちローグ

replay review

追憶の証明(ネクロニカシナリオ改変)

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サプリメント「箱庭の物語」掲載「生きた証」の改変シナリオです。内容になぞらえてタイトル変えてます。内容もキャラクタとその関係はなるべく変えないように…しましたができているかはわかりません。

新規ドールでも大丈夫なシナリオだと思います。

人数2~4人

時間2時間程度

コピペして使える作りになってます。適当にいじって遊んでもらえると嬉しいです

 行動判定のところをつい目星と言っていたりハウスルール混ざってますのでお気を付けくだあいあ(´・ω・`)

 

 

貴女達は岩と砂、そして時折文明の名残が転がる荒野を歩いている。頬に触れる風は鋭いため、きっと冷たい風が吹き「冬」なのだろう事は分かる。しかし貴女たちドールの感覚は鈍く、それを理解できても感知することはできない。

歩いてきた道は二本に分かれている。その丁度真ん中に立ち、どちらへ進めばいいのかわからなくなる。ふと空を見るとひらひらと小さい屑が強風に乗ってこちらへとやってきた、それは自分という存在を知らしめようとするかのように環の髪へと舞い降りる。手に取ってみると、コスモスの花びらだった。

 

たからものに「コスモスの花びら」追加

カルマ公開「コスモス畑はどこ?」

 

強制行動判定です。

花園、土の匂い、花壇の記憶の欠片・宝物が本であれば出目+1

なければ、目で。

→失敗:みずみずしい、まるで咲いたばかりの花びらだという事は分かる

 成功:右の道から風に飛ばされてきたことが分かる

 

記憶の欠片付与 花園、土の匂い、花壇

シークレットダイスでいい感じにあげてください

 

右に進まない限り一定時間で狂気判定 左に進んだ場合も

 ・コスモスの花が手の平から落ちてしまう。慌てたせいで踏んでしまった。水気のある花びらは茶色く湿り泥に汚れてしまった 命が消えてしまった心細さに狂気判定

 ・体を舐めるような視線を感じる。あまりの気持ち悪さに狂気判定。誰が自分たちを見ているのか、見られているのか、まるで分らない。

 

 

二人は右の道へ歩みを進めます。なんとなく、コスモスの匂いがする、そんな気持ちで。

10分ほど歩く、コンクリートの道路が石の歩道へと変わる。

20分ほど歩く、石の歩道はまるでお菓子を食べ散らかしたように石は散乱している

30分ほど歩いた、ドームの形をしたコンクリートでできた建造物。たった一つ、形の残っている建物を見つける。

強制で行動判定です。目に関するものがあれば出目+補正、特になければ目玉で。記憶の欠片と宝物は使えません

→成功:ドームにある窓の隙間から花びらがふわりふわりと飛んでくる。貴方たちはそれがコスモスの花びらだと分かります

 失敗:ドームの中に気配を感じます。何の気配かは、わからないけれど。でも貴女はこの中に入った方がいいと、そんな気がします。

 

二人は恐る恐るドームの入り口へと赴く。ドームの上部にはいくつもの窓があり、わずかな光を照り返す。かなり強化されたガラスなのか、建物すべてが戦争の起こる前のような風貌で佇んでいる、そして同時に、戦時下でこのような建物を創ることはできないことも見て取れる。

ドームには入り口が一つしかなく、他の搬入口はシャッターが降りていて人の手では容易には開けられないようだ。入り口の扉も作りたてのような風貌であり、ただ、一般的には裏口に使われるような質素で小さな作りをしている。表札はなくどんな用途で使われていた施設なのかはわからない。

 

正面玄関から入る

 →広間へ

搬入口から入る 

 →通路と階段へ

窓から入る

 →②栽培施設へ(ストーリー変更②へ)

 

 

ストーリー 入り口から入る場合 マナと後で会う場合

 

1F 広間 階段 エントランスとロビーが繋がり、そのまま階段へ繋がっている

2F 一本の通路になっており、入ってすぐに事務室 事務室入室後直線状にドアがあり、そこから栽培施設へと入室できる

 

 

広間

☆受付

 強制行動判定

成功→この施設は花の栽培を行う施設 食品加工や装飾品加工の出荷元となっている。シーシェルという名前のコスモスの希少種を栽培しているらしい。

受付の横には「緊急時避難先」というポップが設置されている

 失敗→何かを栽培している施設だという事が分かる

 

 

 

事務室

部屋の中はきれいに整頓されている。というより、あまり生活感がなく、人の匂いのしない部屋だった。事務用の机が4個並び、部屋の角にはロッカーが同じく4個並んでいる。その隣には書類の詰まったガラス戸のラックが置いてある。

 

ラックの中

「写真のアルバム」

目星

→成功 

・7歳くらいの女の子と、それより2~3歳は幼い女の子の写真が何枚か貼ってあり、フィルタの中には可愛らしいキャラクタ達のメモ用紙まで挟まっている。「ミラとマナ、初めての遊園地」「沢山はしゃいだね」「初めての海」「波を怖がるマナとパパ」

 ・母親、父親らしき人物が二組映っているためマナとミラは従妹ないし親族同士のように見える。マナとミラ自身も顔の系統が似ている

 

今の自分ではない、昔の事を思い出す

記憶の欠片付与 (ダイスの目であげてください)※最果の戯曲の追加記憶 

 難民、大往生、性別反転

内容がショッキングなので狂気判定

 

 

事務机

交換日記と書いてあるノートが机の上に置いてある。開いてみると二人の少女の筆跡があった。一つは少し雑だがバランスが取れていて、もう一つは丸い文字で文字間のバランスが一定ではない、しかし温かい文字。

「交換日記」(頭脳関係で+修正)

以下の内容が分かります

 ・マナとミラは幼馴染であり、ミラはマナよりも年上のようである

 ・外に救助を求め出て行った両親を心配している どうやら地方から逃げてくる途中でここに逃げ込んだ様子

 最初は数人の大人がいたが、食料がなくなるにつれ救助を求めたり単純に外へと逃げ出したりと数は減っていった。そして最終的にこの施設は見捨てられ両親の帰りを待つマナとミラの二人だけになってしまった。

 ・コスモスの人工栽培を行う施設なのか、建物内にコスモス畑を見つける。空調は生きており、この花畑の存続に熱を入れている。無邪気に、嬉しそうに。

 ・コスモス畑を見つけてから雑で荒かった方の字は粗暴さが消え、女性の書くような大人びた優しい文字になる。なったのか、戻ったのかは不明

 ・栽培施設の鍵のパスワードを「0915」と変更。これは二人の誕生日のようだ

 

 

ロッカー

ロッカーには名前がついている。ミラとマナ、一人一つロッカーはあてがわれ、残りの二つは空だった。

マナのロッカー

 →乱雑に服やぬいぐるみ、ビーズのクセサリーが入れられている。ハンガーはあるのに服はくしゃくしゃにたたまれねじ込まれ、フックがあるのにネックレスやブレスレットは服の上に散らかされている。ウサギの汚れた人形だけは上部にある棚に設置され、こっちを見ている。

ミラのロッカー

 →整頓されていて清潔感のある状態。櫛や頬紅、口紅と…そういった化粧品まで丁寧においてある。試しに開けると中は空だった。綺麗に洗って保管しているようだ、全て確認したが残っているものは一つとしてなかった。上部の棚にはハンカチが何枚も無作為に置いてある。整備されたロッカーの中で、唯一人間味を感じさせるように存在している。

 

→ハンカチを見る

『ここなら、見つからないかな』そう言っているミラの様子が想像できる。ハンカチにはぎっしりと油性マジックで文字が書かれていた。とても汚い雑な字。マナに見られないように書いていたよう。

・なんでこいつは私にばっか頼るの!もういや!こんなところから出たい!

・なんでよりによってこんな奴と隠れてなきゃならないんだ!

 ・お父さんお母さんいつ迎えに来るのここはなんなの どうしてこんなところで 私は何を待っているの?!

 ・なんなんだよ!いい加減にしろよ!

・許せない

ロッカーから離れるタイミングで

ロッカーの下の段にハンカチが落ちているのを見つける

 ・ごめん ごめんマナ ひどいこといってごめん

 ・ゆるして 本当は優しくしたいの でも こんな 優しくしたいの 優しく在りたいの こんな私はいやだよ

 ・マナは私がいないと生きていけない?私がマナなしでは生きていけない?

 ・もしマナが死んだら私はその死を受け入れたくない 知りたくない 存在しなくてもマナと生きていきたい

・きっと、マナは私が死んだら一人でいきれない。私がもし死んでも、私が生きていると思って前に進んでほしい。どうしたらいいかな。

 

 

 

                                                                                               

事務室から出て更衣室~栽培施設扉前

 

ゴウンゴウン…と機械音が聞こえる。栽培室へと行くために事務室の扉を開けます。

その扉の前に黒い影のような塊を貴女達は見る。

それと同時に籠っていた腐臭に鼻孔をねっとりと撫でられたと感じます。

 

進んで近づいたら死体描写

その死体はミラだった。貴女達は彼女の顔をよく覚えている。小学生くらいであったろう彼女の顔を。幼子は少女となっており、少し成長した彼女はより「美しく」なっていた…ようだった。それは顔が爛れ、眼孔にはどこのものかわからないような肉片が押し込まれ、上顎より下は抉り取られている彼女の現在の容姿からすると単なる妄想に過ぎない。

ミラは絶命していた。栽培室を背に。

狂気判定

 

死体に目星(頭脳、カケラ、死体装飾で+補正)

 成功→扉と電子キーに血の跡がついていることが分かる。血のついている数字は「7410」数字だけではなく設定のキーにも血の跡がついている。

死体の手元には最後の力を振り絞ったかのように「まだい  る」という文字が書いてある

 

栽培施設

温かい部屋、どうやらボイラーが稼働しているらしい。ふんわりとやさしい花のにおいがする。灰色のコンクリートしかない世界から色彩の溢れる世界へ迷い込んだかのように景色が一変した。

一面に広がるコスモスの絨毯、そこに一人の少女が佇んでいる。

「あなたたちは、だれ…?」「私…おとといからずっとここに、閉じ込められてて…あなたたち、もしかして助けに来てくれたの?!」「大人たちはみんないなくなってしまって…よかった…私たちの他にまだ生きてる人がいたんだ…」 

PC会話

ここで死体の話し出しちゃったらBPもなく発狂エンド

 

暫くすると堰を切ったように騒ぎ出す。様子がおかしいことを貴女達は察知する。

「早くミラを出してよ!ねえ!知ってるんでしょ?!なんでミラはここに私を閉じ込めたの?!どうして?!どうして私たちのパスワードを変えたの?!ねえ!!どうしてよ!!!」

マナは絶叫します。建物全体に響き渡るような。コンクリートでできた建物はマナの絶叫を受容しない。隅々まで響き渡り、貴女達は気付いてしまいます。この建物の窓はきれいに残っていた、搬入口もシャッターが閉まり、入り口にも傷一つない。知能のないアンデット達がご丁寧にあの質素で小さな入り口から出て、扉を閉めていくのだろうか。

 

カルマ変更 コスモス畑を守って

 

マナの悲鳴で眠りから覚めたのか、貴女達は背後に「生きていないもの」、仄暗い「悪意」を放つ者達の気配が現れたことを感じます。

 

 

→BP

勝利条件 少女を守り敵を全滅させる

敵は設定しません。すみません。グールとかナイトメアとかなるべくホラーで。

マナとミラは生身の人間なので人間型のアンデットは避けてください

 

 

ストーリー 入り口から入らない場合  マナと先に会う場合

 

 

 

窓から入る→栽培室へ直

搬入口のシャッターを破って入る→トラックの輸送口のようで、駐車場と多数のダンボール箱が散らかっていた。食糧庫も兼ねているのか即席麺やポテトチップス、ミネラルウォーターの新品や空の容器、食べ捨てた残骸が散らかっている。先へ進むと階段があったので上り、通路の向こうには扉を見つける。壊して進んだら以下シナリオに合流

 

 

カルマ変更 コスモス畑を守って

 

 

窓を(扉を)突き破って入るとそこは温かい部屋だった。どうやらボイラーが稼働しているらしい。ふんわりとやさしい花のにおいがする。色彩の溢れる世界へ迷い込んだかのように景色が眼前に広がっていた。一面に広がるコスモスの絨毯、そこに一人の少女が佇んでいる。

彼女は貴女達を見て絶叫する。

「ミラ!!!!!ミラを出せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!殺してやる!!!!!!!絶対に殺してやる!!!!!!!!!」

酷い剣幕で貴女達にとびかかってきます。ロールして落ち着かせてあげてください。

ちなみに見てわかること この少女は生身の人間のようです。放射能に汚染されてはいるけれど、何も手を加えられていない、貴女達になんの危害も加えられないただの少女です。

 

 

落ち着く→

「おととい、突然ミラは私をここに閉じ込めたんだ。信じてたのに。きっと一人で食べ物を独り占めしようとしたんだ!ひどい!もう残り少なかったからって、たかがそんなことで!私をこんな…ひどいよ…」

「あなたたち、なんか、武器みたいなの、もってるじゃない…お願い、あの扉を壊してくれない…?」

「ミラに会わなきゃ 会って話さなきゃ 許せない 許せないよ」

 

扉を開け2F探索(強制)

事務室

上記  ただ、マナの見ている目の前で探索するためとてもやりずらい

「あ、うん、みてもいーけど…なんか…やなこと思い出しちゃうな」

「そうだね、あのクソ女がどこにいったか見当つくかもしれないしね…」

 

 

通路~階段

事務室の扉を開けると大量の羽虫が飛び回る音を聞く。それは次に視覚に作用する。黒い塊にハエがたかっている、その塊は黒く崩れていて、柔らかそうな部分は蛆虫で白く染まっていた。

 

目星

 →その黒い塊は衣類を身にまとっていることが分かる。白いブラウスと黒のロングスカート。汚れて擦れて切り刻まれて血と埃まみれでもう二度と、着てもらえることはないだろう。

 

マナ「その服…ミラ…じゃない…?」

「ミラ、ミラだわ?!ミラ?!いやだ…いやだ!!!いやだ!!!!!!!!!!」

マナは絶叫します。建物全体に響き渡るような。コンクリートでできた建物はマナの絶叫を受容しない。隅々まで響き渡り、貴女達は気付いてしまいます。この建物の窓はきれいに残っていた、搬入口もシャッターが閉まり、入り口にも傷一つない。知能のないアンデット達がご丁寧にあの質素で小さな入り口から出て、扉を閉めていくのだろうか。

 

 

マナの悲鳴で眠りから覚めたのか、貴女達は背後に「生きていないもの」、仄暗い「悪意」を放つ者達の気配が現れたことを感じます。

 

 

→BP

勝利条件 少女を守り、敵を全滅させる

 

 

 

 

 

 

 

エンドパート

アンデット達は倒され、静かな静寂が建物の中を包みます。

「このアンデット達…ミラは私を守ろうとしてくれたんだ…」

「ねえ、ミラは生きてるのかな…」

マナは不安そうに貴女達に顔を向け問いかけます。でも、どこかぼんやりとしていて、瞳には何も映っていません。

 

PLと会話

 

ミラが死んだことを伝える

「そっか…私は一体ミラのなんだったんだろう。ただの足手まといだったのかな。一緒に戦わせてももらえなかったし、ミラは私と一緒に隠れることもしてくれなかった。ずっと嫌われてたのかな、私は…私はミラの事が大好きだったのに」

 

PLと会話

「ありがとう、でも、事実は変わらないよね。それに、私は…本当に情けないよ、ミラの事、自分を意味もなく閉じ込めたって…ミラは私のためにしてくれたのに」

マナは走り、ボイラーに手をかけます。貴女達はマナに圧倒され、彼女を追いかけることも止めることもできません。

「私のため…なのかな、私のためって…思いたいな。なんでミラはあっちを選んだんだろう…私といたくなかったのかな…そんなに私じゃダメだったのかな…」

声はか細くなり、終わりの方は貴女達の妄想か、それとも実際にマナが発した言葉なのかは分かりません。

「あのね、私たち、このコスモス畑が大好きだったの、それはね、絶対、あってるはずだよね」

ニコリ、とマナは貴女達に微笑みました。タンクの蓋を開け、備品から取り出したライターで手際よく火をつけます。

「さよなら、ふたりとも。私たちのように、どうかならないでね」

有機物が燃える匂いの中に、戦時下を生き延びた人間の、焼ける肉の匂いがした。

 

ミラが死んだことを伝えない

「そっか、うん、うん…でも、ミラは私を嫌って閉じ込めたわけじゃなかったんだ。パスワードを変えたのは、私を守ろうとしたんだね。一緒に、一緒にここに隠れてくれればよかったのに…でも、それじゃあ飢え死にするか、また襲われるかのどちらだものね。うん…

それでも…一人で戦わないで…一緒に戦ってほしかったなあ…」

 

ぽろぽろと、マナの目から涙がこぼれます。そして、マナはしっかりと、貴女達を見つめる。

「ミラ、もう生きてないんだよね。二人ともそれを知ってるんだよね。ありがとう、私を傷つけないようにしてくれて。ミラの思いをくみ取って大切にしてくれて。

でもね、私、そんなに弱くないんだ。私、ミラの死を受けれるよ」

微笑みを携え、凛とした声で。

「私、ミラが好きだったこの場所を守るよ。 いつまでだって、ずっと。」

 

 

 

最初にマナから会っちゃったエンドパート

「ミラ!!!!!!!!!!!!!!ミラ!!!!!!なんてこと!!!なんてことなの!!!????」

マナは涙を流し胃液を吐き獣のように慟哭しています

「どうして?!どうして?!私は一体ミラのなんだったの?!?!?!ただの足手まといだったの??!一緒に戦わせてすらくれなかった!!!!!私と隠れることもしてくれなかった!!!!!私といるのがそんなに嫌だったの??!私は、私は」

マナの目にはもう何も映っていないよう、ただひたすらに声を上げ、居もしないミラへ言葉を投げています

「私はミラの事、大好きだったのに…!!!!」

マナは走り、ボイラーに手をかけます。貴女達はマナに圧倒され、彼女を追いかけることも止めることもできません。

マナは肩で息をしています。ゼエゼエと、その圧迫感でより興奮してしまっているよう

「ミラ!ミラ!私たち、このコスモス畑が大好きだったよね?!それは絶対だよね!?嘘じゃないよね?!嘘つきのクソアマ!ざまあみろ!ざまあみやがれ!!!」

タンクの蓋を開け、備品から取り出したライターを零れたガソリンへ向けて落とします。

「好きだったんだ…大好きだったんだよお…ミラ…」

か細い声は、貴女達の妄想か、それとも実際にマナが発した言葉なのかは分かりません。

有機物が燃える匂いの中に、戦時下を生き延びた人間の、焼ける肉の匂いがした。

 

 

 

 

 

マナとミラは元ではドールだしちょっとかなり許さん殺す!みたいな不愉快な気持ちにさせてしまったらごめんなさい。

運命に従ったミラに対してマナは魂。なのでマナには自分の脚で踏ん張ってほしいなと思って改変しました。魂にとって「生死」は単なる記号にすぎない、というところで。